この記事をまとめると
■コルベットに特別仕様車の「エディション・サーヴ・ワン」と「ヘリテージ・エディション」が登場
アメ車だけはやっぱり「左ハン」で乗りたい! 日本仕様の「右ハンドル化」にもの申す
■「エディション・サーヴ・ワン」は幻の試作車を、「ヘリテージ・エディション」は初代コルベットをモチーフにしている
■日本では各20台、合計40台のみの販売となる
コルベットから2台の特別仕様車が誕生
1953年に初代コルベットC1が誕生して以来、アメリカを代表するスポーツカーとして常に高い人気を誇っているコルベット。現行モデルは8世代目となるが、ブランドの伝統を守り続けながら、革新的なデザインや新しいエンジンレイアウトを取り入れるなど進化を続け、スポーツカーからスーパースポーツへと生まれ変わった。
そんな現行コルベットから特別仕様車となる「EDITION CERV I(エディション・サーヴ・ワン)」と「HERITAGE EDITION(ヘリテージ・エディション)」が発売された。
「エディション・サーヴ・ワン」は、コルベットの父であるゾーラ・アーカス・ダントフが1951年に試作した幻のミッドシップマシン「CERV I (サーヴ・ワン)」をモチーフとした仕様となっている。
エクステリアには、「シルバーフレアメタリック」のボディカラーを採用し、ボンネット、ルーフ、リヤにエッジブルーのストライプを施した。これは最新型のコルベットに、父であるゾーラの魂を重ねたもの。鮮やかなブルーが、ひときわ目を惹く。
足まわりには日本初採用の特別なホイールと、個性が溢れるエッジイエローのブレーキキャリパーを組みわせ、特別感を演出している。
一方の「ヘリテージ・エディション」は、アメリカンスポーツの先駆けとなった1953年モデルのC1の真っ赤な内装をオマージュしたモデルだ。
エクステリアには、ボディーカラーに「シーウルフグレー トライコート」を日本初採用。メタリック粒子と3層のペイントコートがさまざまな表情を見せる深みのあるグレーとなっている。
インテリアは、初代コルベットに似せた「アドレナリンレッド ディップド」のフルレザー内装となる。シート以外のダッシュボード、ピラートリムまでレッドになっており、シルバー加飾のインテリアパネルとの組み合わせによりスポーティさを演出する。
「エディション・サーヴ・ワン」、「ヘリテージ・エディション」ともにクーペ15台、コンバーチブルが5台の20台がそれぞれ限定販売される。
価格は、「エディション・サーヴ・ワン」が1510万円から1890万円、「ヘリテージ・エディション」が1740万円から1890万円となる。デリバリーは、2024年5月頃の予定だ。
コルベットの伝統と魂に敬意を払いつつも最新のコルベットのハイパフォーマンスを堪能したい。そんな人にはピッタリの特別仕様車となっている。
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